畑の土壌改良材として「籾殻発酵堆肥」を作っています

畑の土壌改良材として「籾殻発酵肥料」を作っています

籾殻はお米の収穫で脱穀時に出る殻で、毎年今の時期に玄米を作るときにでます。
籾殻は一般には「燻炭」に利用したり焼却していますがここでは籾殻を微生物の力を借りて発酵させ籾殻堆肥を作っています。

作業工程は、米糠に種菌を入れ菌が糠を餌にして培養します約60度前後で発酵させますこれを元菌材とします。
一方籾殻は水をかけながら、元菌材とよく混ぜ簡易ビニールハウス内で籾殻と米糠菌で籾殻の発酵をうながし全体が60度での発酵をさせます。一立米あたり今頃(9月から10月ごろ)約2週間ほどで全体が60度の発酵で安定し完成しますそのときには元菌材は消えてなくなります。
発酵菌は好気性の微生物で発酵温度が重要で60度を目安にしています。

籾殻発酵堆肥は土壌改良には最適です。水持ちの悪い場所では籾殻の保水力が大きいので圃場の表面は乾いても中は湿り気があり根には良い状態で生育いたします。また粘土質等水はけが悪いところでは籾殻発酵肥料を水みちを作る感覚で埋設いたします。特に露地畑には軽く作業が楽でまた微生物の働きが活発の為作物への肥料成分は微生物の働きだけで作物が生育します。

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